May 14, 2008
空を愛する男の話
世の中には色んな趣味があって、航空趣味も多種多彩なのですが、単純に飛行機が好きと言う方から、乗るのが好きな方、写真を撮るのが好きな方、などなどそれは戦闘機であり、旅客機であり、小型機であり好みは人それぞれです。
当社は、1930年代のスポーツ複葉機WACOを飛ばす事で、これまで多くの表題にあるような「空を愛する男」に出会うことが出来ました。
ダイヤフライングクラブに入会して下さった方に限らず、体験飛行をして下さった方もみなさん共通しているのは空や飛行機が好きと言う事です。
今回は、そんな方の中からお一人の熱烈な航空ファンの方を御紹介させて頂くことになりました。

山口県岩国市にお住まいの79歳、昭和3年生まれでまもなく80歳を迎えようと言う空をこよなく愛する男です。
そもそも空への憧れは若かりし頃の戦前の昭和の激動期に遡ります。
では、叶井さんのエピソードを・・・
それは小学校の高学年になった頃、新妻東一氏が操縦するグライダーの飛行を偶然観た事がすべての始まりだったのです。新妻東一氏は、大正11年生まれでフランス人の母親を持つハーフ。今から30年ほど前に「レッドイーグルス」と言う名のアクロバットチームを結成され、当時はピッツS-2Aを操る「アクロの奇才」と呼ばれた方です。新妻氏のグライダーでの素晴らしいフライトを見て魅力に引き込まれた訳です。
そして更に叶井さんを空へと引き込んで行く決定的な出来事が、第二次世界大戦に突入してまもなく中学生になった頃に通っていた学校へ講演に来た有名なゼロ戦パイロット「大空のサムライ」として呼ばれている坂井三郎氏との出会いです。
その後、飛行隊員を志すも視力の問題などで通信兵として入隊する事となりますが、その夏には終戦を迎える事になります。戦後、会社員として働き定年を迎える事になりますがその数年前からラジコン飛行機に興味を抱き、子供の頃に抱いた空への憧れとその想いが叶井氏の心を揺さぶるのでした。


そして本格的に彼の空への挑戦がスタートするのですが、まず最初に出会ったのがウルトラライトプレーンと言う超軽量飛行機でした。その後1年ほどウルトラライトプレーンを経験して次に出会ったのがパラグライダーでした。
パラグライダーで空を舞うもますます心は飛びたい気持ちにかられ、ついにはグライダーに乗ってフライトするようになります。
これはウインチで離陸するタイプのグライダーで1度のフライトで10分から30分程度のフライトを楽しむ事になります。年間にして10~15時間のフライトを満喫しておられた訳です。
そんな折に昨年の5月に開催されたアメリカ海兵隊岩国基地のフレンドシップデーで当社のWACO複葉機と出会う事になります。物販テントに来ていただき複葉機がクラブ機として体験飛行が出来ると知った叶井さんは岩国のイベント終了後、まもなく大阪までお越しになり八尾空港でWACO複葉機のフライトを体験されました。フライングクラブへも加入され、そして先日3回目のフライトを楽しむべく再び来阪されました。

住吉区の当社事務所へお越しになり、大谷社長と熱く飛行機の話をしておられる姿は年齢を感じさせない若々しい少年の目をした青年そのものでした。
空への憧れ、空への思いをいくつになっても追い続けられるその気持ちこそが大切な事なのですが、そんな熱い思いを持った方に出会えた事はドリームエアーとしても嬉しい事です。

WACO複葉機(JA725D)もいよいよ来週、5月25日に今シーズン最初のイベント参加となるKFCフライトショーで伊賀の空へと参ります。
木津フライングクラブ主催のラジコンエアショーなんですが、実機のセスナ172型とWACO複葉機がフライパスします。現地では、本邦初公開の実機の1/3サイズのラジコンWACO複葉機がお披露目となります。これまでの1/4サイズも登場します。

★ドリームエアNEWS
【今年のエアショー参加予定】
・KFCフライトショー 三重県KFC飛行場 5月25日
・但馬空港フェスティバル コウノトリ但馬空港 7月26.27日 調整中
・大空と大地のひまわりカーニバル 笠岡農道空港 8月24日 調整中
・丘珠航空ページェント 札幌丘珠空港 9月14日 調整中
・福井スカイフェス 福井空港 9月28日 調整中
・調布空港まつり 調布飛行場 未定
・ヒロボーカップ 笠岡農道空港 11月3日 決定
その他、決まり次第ご案内させていただきます。
STAFF@T
